ネタバレ
滝沢解はだいたい途中から物語が斜め上になりがちなんだけど、本作も例外ではなく、いきなり宇宙人が出てきたり、しかも江戸時代のコスプレしたりしてくれる。ポストアポカリプスな凄みとSF的面白さはあるし、小島剛夕の絵も上手いけど、全体的には行き当たりばったりな展開がアバンギャルドさを醸し出してます。迷作。
- 投稿日:2023.08.26
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2047年、全面核戦争によって地球上は荒廃し人類がほとんど死に絶えた中で、生き残ったひとにぎりの者たち……他人や肉親の屍肉を漁るのはもはや当然、それどころか生まれてきた子供までも喰らうための食糧として備蓄する彼ら……その浅ましさは、もはや人間とは呼べないもの、人の形をしたバケモノと成り果てていた。そんな中でただひとり、汚染をまぬがれた子供たちとともに懸命に生きようとする女がいた。その名は「愛」。カニバリズム、バイオレンス、エロティシズム。圧倒的な筆力で描かれる近未来社会譚。――愛と子供たちに救いはあるのか?
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