双葉社・アクションコミックス所収の『恐怖への招待』(1978)を3分冊にしたものか。
初期の松森正作品としては貴重かも。原作・池神泉はコミックス時は北河正郎名義。
古書市場では3千円前後と思うとここで読めるのはラッキー。
- 投稿者:投稿日:2020.11.23
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本作品は成人向け作品ではありませんが、一部暴力的または性的な描写が 含まれています。閲覧はご自身の判断と責任においておこなってください。
恐怖への招待 3
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いいね深い森の中にある一見の古びたホテル。道に迷った男が一人、助かったとばかりに立ち寄った。出迎えたのはうら若き女主人、しかも一人でこのホテルを切り盛りしているという。妙だな、と男は思ったが、熱いシャワーを浴びていると女主人の視線を感じた。二人はもつれ合いながらベッドへ…と、突如その女主人によって振り下ろされる出刃包丁! 何が起こったのかわからず絶命する男。彼女は淡々と死体を処分し、鏡に向かって話しかける。「一体何人殺せばすむの?」(『森の家』より)松森正の微細流麗な絵が読者を恐怖の渦へと飲み込む傑作短篇集!
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