目次後の地図や巻末の解説から読み解くと北東アジアの国家群を舞台にした構想が垣間見られ、
アイヌ文化を下敷きにしたファンタジーアクションは題材としても出色の出来だったのだが、この先の展開を見られる事が叶わなくなったのがとても残念でならない。
- 投稿日:2023.01.04
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夏は黄金に、冬は白銀に輝く神謡の大地、ウタリア。平和な土地に突如襲来する黒い影。青年ラメトクの目前で一人の少女が救世主として覚醒する。王女アーシュラと人々が紡ぐ、壮大な歴史ファンタジー!
おや、絵はチョイ、イマイチだがシナリオは良い出来だと思う。
残念なことに、これからと言う処で終わってしまっている。
中途半端では、お勧めも出来にくい。
自分としては、【エルナサーガ】より良いと感じる。
ただし、ファンタジーでありながら、時代劇の北方が出て来るのはいただけない。
恐らく世界観の構築が上手く行かなかったのかもしれない。
その意味では、【エルナサーガ】の方が、しっかりした世界観を持っていてファンタジーと思わせる。
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