「極道メシ」「男麺」の土山しげるが贈る異色の金銭トラブル解決漫画。

左門 勉（通称・シャケ）は、万年最下位のプロ球団・東京ベアーズに入るも1億7000万円の借金を背負ってしまう。しかも、肩を壊していて、野球での活躍で稼ぐこともできず、相棒の万年控えの東池袋文麿（通称・ヒガシ）とともに寮まで追い出されてしまう。だが、2人はそれを逆手に取り、前にも増してトラブル解決に精を出すのだった。
ベアーズのピッチャー・馬並は、オーシャンズのエースピッチャー・秋谷の恋人・七瀬 彩が自身の元妻だと言い出した。だが、顔は別人、名前も別名になっている。シャケは、この彩に疑惑を感じ、彼女の行動を追い、秋谷を騙して3億円を奪おうと画策している事実をつかむ。しかも、悪者だった彩も実は被害者で、黒幕である悪徳弁護士の喜界貞治の策略であることがわかった。果たして、シャケとヒガシは、彩を改心させ、さらに喜界を逮捕することはできるのか？

＜第4巻　目次＞
第1話　聖子の過去
第2話　悪徳弁護士
第3話　涙の親娘対面
第4話　ニセ札
第5話　ヒステリー
第6話　護送
第7話　ケンカ修業
第8話　ひまわり
第9話　白か黒か…
第10話　殺し屋
第11話　企業城下町

初出：「週刊漫画サンデー」（実業之日本社）1993年11月16日号～11月30日号、12月14日号～1994年2月8日号